こんにちは、レンタルスペースおじさんです。
今回は、レンタルスペース運営において避けては通れない、「清掃の外注さんの見つけ方」についてお話をしたいと思います。
レンタルスペースの店舗数が増えてくると、自分ですべての掃除を回すのは物理的に不可能になります。
そこで重要になるのが「外注化」ですが、「どうやって探せばいいの?」「トラブルが不安…」という方も多いはずです。
私が実際に20店舗以上を運営する中で培った、清掃スタッフの探し方から管理のポイントまで、徹底解説していきます。
1. 定番の探し方「ご近所ワーク」を活用する
まず、最も手軽で一般的なのが「ご近所ワーク」というサイト(アプリ)です。
これは、近所に住んでいる人にちょっとした仕事を依頼できるマッチングサービスです。
募集のコツとメニュー設定
ご近所ワークで募集をかける際は、あらかじめ用意されている仕事メニューを選択します。
たとえば、以下のようなイメージです。
- 貸し会議室清掃:30分 1,000円
- ダンス・レンタルスタジオ清掃:40分 1,500円
もし自分のスペースにぴったりのメニューがない場合は、自分で新規メニューを作成して申請することも可能です。
「水回りあり・なし」など、作業内容に合わせて柔軟に設定しましょう。
ご近所ワークの審査はありますが、基本的にはスムーズに通ります。
報酬の相場感
気になる報酬の相場ですが、私の経験上、以下のような設定が一般的です。
- パーティースペース(小規模):30分〜40分 1,000円〜1,200円
- 貸し会議室(水回りなし):20分〜30分 1,000円程度
各都道府県の「最低賃金」を一つの目安にして、1時間あたりの単価がそれ以下にならないよう注意して設定するのがポイントです。
2. 採用で失敗しないための「面談」の重要性
ご近所ワークなどのプラットフォームを使うと、人口の多いエリアなら比較的すぐに応募が入ります。
しかし、ここが重要なのですが、「必ず一度は顔を合わせて面談をする」ことを強くおすすめします。
良いスタッフを見極めるために
正直なところ、ご近所ワークには非常に優秀な方もいれば、残念ながらそうでない方もいらっしゃいます。
トラブルを避けるためにも、Zoomでのオンライン面談や、可能であれば現地での面談を行いましょう。
「この人に鍵を預けて、自分のスペースを任せても大丈夫か?」という視点で、しっかりとコミュニケーションを取ることが大切です。
業務内容の伝え方
面談の際には、具体的な仕事内容を提示します。
事前に自分で掃除をした際に、「どこをどういう手順で掃除するか」を写真や動画で記録しておきましょう。
それをGoogleスライドなどに貼り付けて、「ここをこのように拭いてください」と視覚的に説明するのが効果的です。
言葉だけでは伝わりきらない部分も多いため、マニュアル化しておくことが外注化成功の先道です。
3. スムーズな管理とコミュニケーション術
スタッフが決まった後のコミュニケーションも、運営の質を左右します。
LINEグループでの情報共有
ご近所ワークのシステム内でもやり取りは可能ですが、ブラウザからの操作だと通知に気づきにくかったりします。
そのため、私は承諾を得た上で、「LINEでやり取り」するようにしています。
もし他にも顧客対応などを外注しているスタッフがいる場合は、以下のメンバーでグループラインを作っておくと非常に便利です。
- 自分(オーナー)
- 清掃スタッフ
- カスタマー対応スタッフ
たとえば清掃スタッフが忘れ物を見つけた際、その場で写真を撮ってLINEに送ってもらえば、カスタマー対応スタッフがすぐにお客さんに連絡できます。
この連携がスムーズだと、顧客満足度も上がります。
消耗品の購入と精算
トイレットペーパーなどの消耗品が切れた際、清掃スタッフに立て替え購入してもらうこともあります。
ご近所ワークのアプリ上でレシートの写真をアップしてもらい、報酬と一緒に精算する形になりますが、事前にルールを決めておきましょう。
4. ダンススタジオにおすすめ!「利用者」をスタッフにする方法
これは特におすすめの裏技なのですが、リピーターが多いダンススタジオなどの場合、「室内に募集の張り紙を出す」のが非常に有効です。
なぜ利用者が最適なのか
実際にそのスペースを愛用してくれている方は、スペースの価値を理解してくれています。
そのため、外部で募集したスタッフよりも、「圧倒的に仕事のクオリティが高くなる」ケースが多いのです。
報酬設定のアイデア
利用者の方に依頼する場合、金銭だけでなく「スペースの利用料」を報酬に絡めるのが非常に喜ばれます。
- 例:1回の清掃につき 1,000円 + 週に1時間の無料利用枠
オーナー側としても、空いている予約枠を有効活用しながら、実質的なコストを抑えて高いクオリティの清掃を維持できるので、まさに「三方よし」の状態になります。
5. 直接契約に切り替える際の注意点
ある程度信頼関係が築けたら、プラットフォームを介さず直接契約に切り替えることもあります。
その際は、以下の準備を忘れずに行いましょう。
- 身分証明書の画像受け取り
- 業務委託契約書の締結(トラブル防止のため、印影を含めしっかりと取り交わしましょう。契約書案はChatGPTなどを活用しても作れます)
- 支払い方法の確認(銀行振込、PayPay送金など、相手の希望に合わせるのが一般的です)
6. 緊急対応のお願い
清掃スタッフさんは現地の管理スタッフでもあります。
「キーボックスが開かない」「電気がつかない」といった緊急事態が起きた際、動ける範囲で対応してもらえるか、採用時に確認しておきましょう。
緊急対応の報酬としては、「1回あたり 1,000円程度」を目安に設定するのがスムーズです。
清掃の外注化は、レンタルスペースを事業としてスケールさせるために欠かせないステップです。
最初は自分でやる方が楽に感じるかもしれませんが、信頼できるパートナーを見つけることで、あなたは「次の出店」や「事業戦略」に時間を使えるようになります。
まずはご近所ワークや室内の張り紙から、一歩踏み出してみてくださいね。
ではまた!