こんにちは、レンタルスペースおじさんです。
今回は、レンタルスペース運営において非常に重要な「ポータルサイト登録直後のアクション」についてお話をさせていただきます。
インスタベースやスペースマーケットなど、集客のために欠かせないポータルサイトですが、実は「登録して終わり」ではありません。
むしろ、登録してからの数日間が、その後の数ヶ月、あるいは数年間にわたる掲載順位を左右すると言っても過言ではないのです。
「なかなか予約が入らないな…」と後から悩む前に、この「黄金のボーナスタイム」をどう活かすべきか、私が実践している具体的な手法を公開します。
1. ポータルサイト上の「ボーナスタイム」を理解する
まず知っておいていただきたいのは、主要なポータルサイトには「新着掲載を優遇するアルゴリズム」が存在するということです。
特にスペースマーケットなどは顕著ですが、新しく掲載されたスペースは、検索結果の上位に表示されやすい「ボーナスタイム」のような期間が設けられています。
運営側としても、新しいスペースをユーザーに紹介し、ポータルサイト自体を活性化させたいという狙いがあるのでしょう。
掲載順位(SEO)が人生を決める
ポータルサイト内での検索順位は、ウェブサイトのSEO(検索エンジン最適化)と同じくらい、あるいはそれ以上に重要です。
競合が多いエリアであれば、1ページ目に表示されるか、3ページ目以降に埋もれてしまうかで、アクセス数(閲覧数)に天と地ほどの差が出ます。
この「ボーナスタイム」の間にしっかりと予約実績を作ることができれば、サイト側から「このスペースは人気がある(成約率が高い)」と評価されます。
その評価が、ボーナスタイム終了後も高い掲載順位を維持するための強力な武器になるのです。
2. 「最初の予約」を強引にでも取りに行く
では、具体的に掲載直後に何をすべきか。
結論から言うと、「なりふり構わず、まずは予約の数(件数)を稼ぐ」ことに全力を注ぎます。
利益度外視の価格設定
私がよくやるのは、最初の数週間~1ヶ月程度は、通常よりもかなり安い「お試し価格」で出すことです。
「最初から利益を出したい」という気持ちは痛いほど分かりますが、ここは将来への投資だと割り切りましょう。
予約がゼロの状態が続くと、SEOの評価が下がるだけでなく、一般のお客さんも「ここ、まだ誰も使ってないみたいだけど大丈夫かな?」と不安になり、さらに予約が入りにくくなるという悪循環(負のスパイラル)に陥ります。
逆に、安くしてでも予約が入り始めると、その実績がポータルサイトの評価を上げ、露出が増え、さらに予約が入るという「好循環(ポジティブなスパイラル)」が生まれるのです。
「予約ゼロ」の期間を作らない
とにかく、毎日誰かしらが使っている状態を目指して調整してください。
もし設定した価格で予約が入らないのであれば、躊躇なく価格を下げて、市場の反応を伺いましょう。
最初の1ヶ月で「予約が入る店」という看板をいかに早く作り上げるかが、成約率を安定させる最大の鍵となります。
3. 「レビュー必須プラン」で最強の武器を手に入れる
予約が入るようになったら、次に狙うのは「良質なレビュー」です。
ネットショッピングを想像してみてください。
同じような商品なら、レビューが50件ある商品と、0件の商品、どちらを選びますか?
答えは明白ですよね。レンタルスペースも全く同じです。
プラン名で誘導する
私はよく「レビュー必須プラン」という名前のプランを作成します。
通常価格よりもさらに安く設定し、その代わりに「利用後24時間以内(あるいは3日以内)に感想を書いてください」という条件を付けるのです。
もちろん、システム上でレビューを強制することはできません。
しかし、あらかじめ「安くする代わりに協力してくださいね」という約束を交わしておくことで、レビューを書いてもらえる確率は飛躍的に高まります。
レビューの「質」にもこだわる
ただ書いてもらうだけでなく、できれば最高の評価(星5)をいただきたいものです。
そのためには、まずこちら側から「誠実さ」を見せる必要があります。
4. 返報性の法則で「星5」を獲得するテクニック
心理学に「返報性の法則」というものがあります。
人から何かをしてもらったら、お返しをしなければならないと感じる心理のことです。
これをレビュー獲得にも応用します。
まずはこちらから星5を贈る
お客さんが利用を終えたら、まず運営者であるこちら側から、お客様に対して「最高評価のレビュー」を速やかに投稿します。
「とても綺麗に使っていただきました、ありがとうございます!」「またぜひご利用ください!」といった温かいコメントを添えてください。
メッセージで追い打ちをかける
こちらからのレビュー投稿後、すぐにメッセージを送ります。
「この度はご利用ありがとうございました!
お部屋はいかがでしたでしょうか?何かお気づきの点などあれば、ぜひ教えてくださいね。
とても丁寧に使っていただき感謝しております。
本日、私の方から〇〇様に対して星5つの評価を付けさせていただきました。
もしよろしければ、〇〇様からも当スペースへのレビューをいただけますと、大変励みになります!」
このように、「私はあなたを最高に評価しましたよ」と伝えることで、相手も「じゃあこちらも良い評価を返そう」という気持ちになりやすくなります。
これが、レビューを効果的に、かつ高評価で集めるためのマニアックですが非常に強力な実務スキルです。
まとめ:初動がスペースの「寿命」を決める
いかがでしたでしょうか。
レンタルスペース運営は「箱を作って終わり」ではありません。
特に掲載直後のアクションが、その後のスペースの命運を握っています。
- ポータルサイトの「ボーナスタイム」をフル活用する
- 最初は利益よりも「予約の数」を最優先にする
- レビュー必須プランで口コミ実績を積み上げる
- 返報性の法則を活かして、高評価を誘発する
これらは運営の実務において非常に重要なポイントです。
新しくスペースを構える方はもちろん、すでに運営中の方も、改めて自分たちのスペースの「初動」や「レビュー施策」がどうなっているか、見直してみてくださいね。
それでは、素敵なレンタルスペース運営を!
ではまた!