私は5年で、レンタルスペースを23部屋出してきました。
ダンススタジオ、撮影スタジオ、パーティスペース、会議室。

その私が、いま新しく1部屋出すなら。
間違いなく、ダンスのレンタルスタジオを選びます。

現に、いま物件を探していますが、狙っているのはダンススタジオだけです。
理由を全部話します。

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数字がいちばん正直です

これまでダンススタジオは11店舗ほど出してきました。

そしてうちの累計売上の約65%——8,300万円超は、ダンススタジオが稼いでいます。
4業態やってきた中で、圧倒的です。

安定度が高く、毎月の利益額も大きい。
しかもそれがずっと続く。
「資産として積み上がっていく」感覚に、いちばん近いジャンルです。

理由はリピーターです。
ダンススタジオの予約は、約8割がリピーターさん。
毎週同じ時間に練習しに来る教室やチームの利用が、カレンダーに積み重なっていきます。

単価は正直、そんなに取れません。
それでも稼働率と予約の数が、他のジャンルとはレベルが違います。


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他のジャンルの、正直なところ

比較のために、実際にやってきた他ジャンルの本音も書きます。

撮影スタジオ

推し活用の撮影スタジオは一時期すごく流行って、いまも需要はあります。
ただ、真似されやすい。
競合がどんどん増えるし、推しの誕生日が毎日あるわけではないので、需要が不安定。
がっつり利益が出る店は、見ていて少なくなってきています。

会議室

予約は入ります。
でも単価が取りにくく、大きな利益額が出にくい。

パーティスペース

大箱でビジネス利用とのハイブリッドなら、需要も競合の少なさもまだあります。
ただ小箱は撮影と同じで、誰でも真似できてしまう。
今後は難しいと見ています。

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ダンススタジオ最大の強みは「物件がない」こと

変な言い方ですが、これが本質です。

ダンススタジオは、大音量で音楽を鳴らして、ドタドタ踊る場所です。
大家さんや管理会社からしたら、正直イヤですよね。
騒音、振動、近隣トラブル。

だから、そもそも出店できる物件がほぼ市場にありません。
出せたとしても、その物件で利益が出るかは別の話。

つまり「物件の希少さ」がそのまま参入障壁になっています。
撮影スタジオが真似されやすいのと、ちょうど逆の構造です。

真似できない理由が「腕」ではなく「物件」にある。
だから、一度出せてしまえば崩れにくいんです。

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出せる物件の条件

だからこそ、物件のハードルは高いです。
私が見ているポイントを並べます。

  • 構造は鉄骨・RC・SRC(木造は基本無理)

  • 1階・半地下・中2階など、下の階に影響がない部屋

  • 契約前に実際に音を出し、ドタドタ跳んでみて、周囲への影響を確認

  • 鏡を貼れる平らな壁があること

  • 天井高(たまに極端に低い物件があり、それではダメ)

  • 駅からある程度近いこと(教室利用・リピーターは駅距離に敏感)

  • 広さ: 個人練習なら20平米程度でも成立、教室利用を取るなら倍は必要

全部クリアできる物件は、なかなか出てきません。
でも、だからこそ。
出せたときの安定は、他のジャンルでは得られないものになります。

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まとめ

  • いま出すなら、ダンスのレンタルスタジオ一択

  • うちの実測でも、累計売上の約65%はダンスが稼いでいる

  • 強みは、リピーターで積み上がる安定と、「物件がない」ことによる参入障壁

  • 撮影・小箱パーティーは真似されやすく、会議室は利益額が伸びにくい

  • 勝負は物件探し。構造・階・音・鏡・天井高・駅距離を全部見る

あなたがいま物件を探しているなら、「ダンスができる物件か」という目でも見てみてください。
ほとんどの物件が弾かれます。
その弾かれ具合こそが、このジャンルの参入障壁です。