私は5年で、レンタルスペースを23部屋出してきました。
先日「いま出すならダンススタジオ一択」と書きました。
今日はその逆です。
私がいま絶対にやらない2つのジャンル。
1つは、小箱のパーティースペース。
2つ目は、推し活用の撮影スタジオです。
どちらも、実際にやってきた上での結論です。
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理由はひとつ。「誰でも出せて、真似しやすい」
この2つに共通する構造は、参入障壁がないことです。
物件が見つかりやすい。
小箱ならマンションの一室でもできます。
物件の選択肢は一気に広がり、家賃も安い。
撮影スタジオであれば、業種もOKとなりやすい。
専門知識が要らない。
置くものはAmazonや楽天で買えます。
内装もほとんどいじらない。
心理的なハードルが低い。
初期投資が小さい。
契約金は小さい部屋なら数十万円から。
備品まで入れても、100万円以内で出せてしまう。
ある程度の貯金があれば「試しにやってみるか」ができてしまう。
つまり、誰でも出せる。
誰でも出せる市場で何が起きるかというと、供給過多です。
市場のサイズに対して部屋だけが増えて、予約の入らないスペースが量産されます。
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予約状況は、ポータルで丸裸になっている
「でも、当たれば儲かるんでしょう?」
ここに、この業界特有の残酷な仕組みがあります。
もし予約が入る店を作れたとしても、その予約状況はスペースマーケットやインスタベースで誰からも丸見えです。
「このエリアで、この内装で、この価格なら埋まるのか」
成功パターンが公開されているのと同じです。
真似しやすいジャンルで、成功情報が丸裸。
勝っても、いつか供給過多に追いつかれます。
実際にこの2ジャンルの予約状況を見てみてください。
「これ、敷金礼金は回収できているんだろうか」という部屋が、たくさんあります。
単価も下がり続けていて、マックでランチと変わらない金額で借りられる部屋まで出てきています。
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「地方ならいける」も、もう逃げ道ではない
少し前なら「東京がダメでも地方都市なら」がありました。
いまは、まだいける場所も残ってはいますが、基本は厳しい。
同じ理由で、徐々に埋まっていくのは明白です。
予約が入った瞬間に、その成功はポータルで公開されるからです。
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告白: 私の23部屋で唯一苦戦しているのも、撮影スタジオです
これは他人事の分析ではありません。
私も撮影スタジオを運営しています。推し活用です。
そして23部屋の中で唯一苦戦しているのが、まさにそこです。
自分の実データで見ても、この結論になります。
正直、同じ物件でやるなら、貸し会議室のほうがまだ予約は入ります。
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残る道は「作り込み」だけ。でも、それは茨の道
この2ジャンルで生き残る方法は、あります。
お金をかけて、作り込んで、丁寧に運営する。
実際、そういう店だけが残っていきます。
でも、考えてみてください。
わざわざ茨の道を選ぶ必要は、ないですよね。
ダンススタジオの記事で書いたことの、ちょうど裏返しです。
入りやすい市場は、あとから来る人にも入りやすい。
入りにくい市場は、入れた人を守ってくれる。
ジャンル選びとは、参入障壁選びです。
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まとめ
- 小箱パーティーと推し活撮影スタジオは、私は絶対にやらない
- 理由は「誰でも出せて真似しやすい」→供給過多が構造的に起きる
- 予約状況はポータルで丸裸。成功パターンは即コピーされる
- 私自身、23部屋で唯一苦戦しているのが撮影スタジオ
- 選ぶべきは、入りやすい市場ではなく、入りにくい市場
これから始める方は、「自分が出せそうな物件」ではなく「他人が出せない物件」を探してみてください。
見え方が変わります。