地引網で商品を引き上げるチャム

eBayは2度目の挑戦です。

前回のeBayでは、外注さんが21名いました。

そのうち18名は、リサーチ担当です。

外注費は毎月30万円台。

今日は、そのリサーチをやめた話です。

出品すればするほど人件費が増える

外注さんへの報酬は、出来高制でした。

1品出品するごとに、いくらの世界。

eBayはただしい出品をしていれば、出品すればするほど販売数が増えます。

でも、出品すればするほど、報酬も増えます。人件費が増えていくわけです。

だから「正しい出品」だけを外注さんに要求します。

eBayでSold履歴があって、競合品よりも安く出品できるか?

こういった制限を加えて、リサーチをしてもらっていました。

AIには、この前提がありません

いまのぼくの店のリサーチ担当は、AIです。

1品出しても、100品出しても、報酬はゼロ。

だとしたら、選び抜く理由って、なんでしょう?

ないんですよ。

だから、戦い方ごと変えました。

キーワードリストを起点に、仕入元の棚をしらみつぶしに判定して、利益が出る形で出品できる物を、全部出品する。

売上は、網にかかった分を拾う。

イメージは地引網です。

1本の釣り竿で当たりを狙うのをやめて、網を広げて拾い上げる。

1品ずつ厳選する一本釣りと利益品を全部拾う地引網の比較

「雑に出す」とは違います

誤解しないでほしいのですが、地引網は雑に出すことではありません。

利益計算は、全品やります。1品ずつです。

サイズと重さを調べて、梱包後のサイズに直して、国際送料を見積もって、手数料と関税を見込んで、仕入値を引く。

そして、利益率5%以上かつ1,500円以上を満たさなければ、出さない。

昔、外注さんが1品ずつやっていた計算と、同じ中身です。

同じことを、AIが全品にやる。

それだけの話なんです。

リストは「書くもの」から「育つもの」になった

実在確認、候補追加、OKを循環してリストが自動で育つ図解

「キーワードリストを作って維持するのが大変そう」

そう思いますよね。

うちのリストは、自動で育っています。

知っているブランドの知らない型番は、AIが仕入元の棚を見て、勝手にリストへ追加候補にする。

知らないブランドは、eBayに実際に出品があるものだけ、候補として報告してくる。

ぼくはOKを出すだけです。

この仕組みを入れる前、うちの店では仕入元の新着の約3割が「リストにない」という理由だけで捨てられていました。

粗利2万円級の優良品も、ぼくがURLを投げるまで出なかった。

いまは、ぼくが見つける前に店が出しています。

黄金律だけは、昔のまま

ひとつだけ、外注時代から変わらないルールがあります。

利益品のまわりには、利益品がある。

1品売れたら、そのブランドごとキーワードリストに昇格させて、棚ごと網に足す。

1品当たったら関連品を1個ずつ調べる、ではなくて、棚ごとです。

網は、こうやって広がっていきます。

まとめ

  • 厳選リサーチの正体は、人件費だった
  • AIは報酬ゼロ。だから厳選をやめて、地引網にした
  • ただし利益計算は全品1品ずつ。フロアを割る物は出さない
  • リストは自動で育つ。ぼくはOKを出すだけ
  • 当たりが出たら、棚ごと網に足す

このリサーチの組み方は、「AI × eBay輸出の教科書」に、発注文ごと全部書きました。

記事の下にある案内から読めます。

あなたのリサーチは、釣り竿ですか? 網ですか?


▼チャムのeBay輸出店の実録🐹
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