ココナラの相場は10〜30万円。公式HPはAIで作る

公式ホームページを外注すると、
ココナラ公式の相場表では10万〜30万円が中心です(2026年9月18日時点)。

ぼくが運営しているダンスのレンタルスタジオ5店舗では、予約の72.7%が、いまの公式サイトから入っています(2025年9月〜2026年8月・定期利用はのぞく)。

公式ホームページの土台を、AIの質問に答えて作れる「スキル」にしました。


リピーターほど、手数料を払いつづける

レンタルスペースの中でも、リピーターが多いジャンルがあります。
例えば、ダンススタジオ、貸会議室、撮影スタジオ、サロン、ジム。
定期利用も多いジャンルです。

こういうジャンルで、ずっとポータルサイトから予約を取っていると、そのたびに手数料がかかります。
インスタベースは時間・人数単位のプランで35%、スペースマーケットは30%、カシカシは25%です(各社の公式ヘルプ・2026年9月18日時点)。

お店は、利益が減る。
そのぶん、値付けも高くなるので、お客さんも高く払う。
お店にも、お客さんにも、デメリットが出てしまうんですよね。
それで、リピートされにくくなることも起きてきます。

ポータルは、はじめてのお客さんに見つけてもらう場所として頼りになります。
困るのは、2回目、3回目の予約まで、ずっとポータル経由になることです。

対策は、公式ホームページを作って、そこから予約を受けつけ、リピートしてもらうこと。
ただ、その公式ホームページを用意するのが、けっこう大変です。
例えば、ドメインとサーバーを取って、写真・料金表・予約ボタンをそろえる必要があります。


もし外注したら、いくらかかるか

ココナラ公式の相場表では、ホームページ作成は「10万円〜30万円が中心」です(直近12か月の成約データ・2026年7月更新。2026年9月18日に確認)。
同じ表と、店舗・サロン向けのページには、規模ごとの目安もあります。

種類ココナラ公式の目安
小規模なホームページ1万〜3万円
問い合わせ・ブログつきの標準的なサイト3万〜5万円
店舗・サロンの簡易版(1ページ・名刺代わり)※3万〜6万円
店舗・サロンの標準版(予約機能連携・5ページ前後)※8万〜18万円
店舗・サロンの高機能版(多店舗対応など)※20万円〜

※は店舗・サロン向けのページの表で、算出の根拠と日付の記載はありません。

2026年9月18日にココナラで中身まで見た5ページ前後の出品18件は、2万〜5万円と8万〜15万円のあたりに多く集まっていました。
安いほうは、サーバー代は別・原稿は自分で用意・修正は数回まで、という形が多いです。
2026年9月18日に検索して見つかったレンタルスペース向けの出品は4件。
表示価格は1.9万円(モニター価格)から20万円(税抜)で、どれも販売実績は0〜1件でした。
表示は最低価格で、見積もりで上がることがあります。

作ったあとも、お金はかかります。
更新を頼む保守は、ココナラの一覧の表示価格で、月3,000円〜2万円(2026年9月18日時点)。
例えば、料金を変えた、備品が増えた。
そのたびに、依頼して、待つことになります。

「Claude Code活用」と書いた出品もあり、1枚もののページで1.5万円でした(2026年9月18日時点)。
AIで作る外注さんも、出はじめています。

優劣は断定しません。
丸ごと任せたい人には、外注が向いています。
あとから自分で直したい人には、次のやりかたが向いています。


そもそも「スキル」って?

ぼくは、自分の店の公式ホームページを、WordPressやAIで作ってきました。
作りかたの選択肢は、前にこの記事にまとめています。

▼【手数料30%を削減】レンタルスペースの公式HP作成方法
https://rental-space.net/articles/2026-01-27-rental-space-hp-creation.html

今回は、その作りかたを、AIの「スキル」にまとめました。

スキルは、AIに渡す「仕事の手順書」です。
新しく入ったスタッフに、業務マニュアルを渡すのと同じですね。

例えば、AIにただ「ダンススタジオの公式HPを作って」と頼んでも、それらしいページはできます。
ただ、中身はそのときのAIしだいです。
予約ボタンがどこにもつながっていない、住所が番地まで出ている、料金が予約サイトとずれている。
そんなページが、そのまま出てくることがあります。

スキルを入れると、同じひとことでも、AIが手順書どおりに動きます。

スキルなし・ありで、同じひとことへのAIの動きのちがい

スキルの中身は、手順書・ホームページのひな型・自動チェックの道具が入ったフォルダ1つです。
決まった場所にフォルダをコピーするだけで使えます。

動かすのは、Claude Code か Codex という、パソコンの中の作業まで任せられるAIです。
Claude Code は Anthropic社のClaude、Codex は ChatGPTを作っているOpenAIのAIで、どちらもファイルを作って保存するところまでやってくれます。

「レンタルスペースのHPを作って」のひとことで始まる

試しに、ぼくが買う人の役になって、自分のダンススタジオで動かしました。
最初に打ったのは、このひとことです。

レンタルスペースのHPを作って

これだと用途がわからないので、AIが1問だけ聞いてきます(ダンス・会議室・撮影・パーティー・サロン・その他のどれか)。
「ダンス」と答えて、スペースマーケットの掲載ページのURLをはりました。

AIはそのページを読んで、店名・最寄り駅・広さ・設備・写真・間取り図を先に埋めます。
そして「こう読み取りました。合っていますか?」と確かめ、足りないことだけを聞いてきます。
1回の質問は3つまでです。

例えば、試したときは、ページの文章と間取り図で、鏡の高さの数字がちがっていました。
いまは、こういうところで「どちらを載せますか?」と聞くようにしてあります。

料金は、基本は予約ページから読み取って確かめます(読み取れないときだけ、料金設定の画面を1枚もらいます)。
お客さんが払うのは、予約ページ。
だから、公式の料金も予約ページに合わせる。
ずれたら、そのままクレームです。

作る前に、構成・予約ボタンの行き先・住所の出しかた・色を1枚で見せて、OKが出てから生成します。
予約ボタンや連絡先の形などを自動でチェックして、問題0件まで直します。
スマホでは、画面の下に予約ボタンが出つづけます。

下の画像が、6つの用途で作った作成例です。

作成例6店の最初の画面(パソコン)
作成例6店の最初の画面(スマホ)

※作成例のお店は、すべて架空です。
写真もAIで作ったものです。


ぼくの店では、予約の72.7%が公式サイトから

ぼくが運営しているダンスのレンタルスタジオ5店舗の数字です。
このスキルで作ったサイトの数字ではありません。
いま使っている公式サイト(自社の予約システムにつないだもの)での実測です。

・予約の72.7%が公式サイトから(2025年9月〜2026年8月・予約6,454件のうち4,693件。定期利用はふくまない)
・公式サイトで予約した867人のうち、426人(49.1%)が2回以上来ている(2025年10月〜2026年8月・定期利用をのぞく・予約のニックネームで同じ人と数えた)

公式サイトの料金は、予約システムの設定で、ポータルより約1割安くしています。
ダンスのスタジオ・5店舗での数字なので、ほかの用途やお店で同じになる、という意味ではありません。

公式に移ってもらうのに、おすすめは部屋の中の掲示です。
QRコードをつけて、例えばこう書いてはります。

公式ホームページからのご予約がお得です。
ポータルサイトの手数料がかからないので、例えば100〜200円お得です。
次回からは、こちらでご予約ください。

こうしておくと、2回目からの予約を公式に移してもらう入口になります(掲示だけの効果は、ぼくも測っていません)。

ただし「お得」と書けるのは、自社の予約システム(よやクルPro・UP NOWなど)で、公式の料金を本当に安くしているときだけです。
スペースマーケットのプロモーションリンクや、カシカシのパートナーリンクで下がるのは、お店が払う手数料。
お客さんに表示される料金は、通常ページと同じというきまりです。
スキルも同じで、「1番お得なご予約はこちら」のボタンは、公式だけ安くしているお店でしか使いません。

予約ボタンの行き先がスペースマーケットのプロモーションリンクなら、そのQRコードを室内外のポスターにできると、公式の案内にもあります。
この場合も、お客さんの料金は同じで、下がるのはお店の手数料です。

Google広告を出すときも、公式ホームページを直接の行き先にできます。
例えば、「駅名+ダンススタジオ」で探している人を、ポータルを通さずに公式の予約ボタンまで連れてこられます。


あなたがやる場合の手順

1. スキルを入れて、新しい会話で頼む

受け取ったフォルダ(rental-space-hp)を、Claude Code か Codex のスキルの場所に入れます(入れかたは購入後のページに書いています)。
そのあと新しい会話を開いて、お店の用途をそえて頼みます。

ダンススタジオの公式HPを作って
貸会議室のホームページを作りたい
撮影スタジオのHPを作って
パーティースペースのサイトを作りたい
レンタルサロンのHPを作って

確実に使わせたいときは、Claude Code なら /rental-space-hp、Codex なら $rental-space-hp を頭につけます。

2. 予約システムを決める

使っている予約システムがあれば、その予約ページにつなぎます。
よやクルやAmelia、Wixなどの予約システムを使っていないなら、まずはポータルのリンクから始められます。

・スペースマーケットのプロモーションリンク: お店の手数料が30%→5%(開いてから7日以内の予約)
・カシカシのパートナーリンク: 25%→0%(最後に開いてから7日以内の予約)

予約システムだけUP NOWを使う、というのもありです。

掲載ページのURLでは手数料は下がらないので、管理画面でコピーするリンクを使います(はりまちがえると、AIが注意します)。
スペースマーケットもカシカシも、サイトの中やメッセージでリンクへ誘導するのは禁止です(利用が終わった人へのリピート案内はOK)。
ふつうに予約した人に、リンクで取り直すようすすめるのも禁止です。

3. お問い合わせと定期利用の受けかたを選ぶ

簡単にするなら、Googleフォーム(無料)。
本格的にするなら、Resend(メールを送るサービス)とCloudflare Pagesで、サイトの中から送れるフォーム(無料プランの範囲。2026年9月時点)。
定期利用の申し込みも、質問の例つきのGoogleフォームで受けられます。

4. 公開して、自分で育てる

公開(ドメイン → サーバー → https)も、AIが1つずつ案内します(お金がかかる操作は自分で)。
別にかかるのは、ドメイン代(.comならCloudflareで年10.46ドル)と、AIの利用料金(Claude CodeはProプランの月払いで月20ドル・税別)です(どちらも2026年9月18日時点)。
予約システムを使うなら、その料金(月額や手数料)も別です。

これで、まず土台ができます。
あとはAIに「デザインをこうして」「文字を大きく」「アニメーションをつけて」「ページを足して」と頼んで、自由に変えていけます。

※レンスペ運営AIキットの【6】「自社集客セット+公式HP作成スキル」にも、1ページの公式HPを作る道具が入っています。
こちらは、公式HPだけに絞って作り込んだ単品です。


まとめ: まず土台を、ワンコインで

公式ホームページの役目は1つです。
一度来てくれたお客さんに、2回目からは公式で予約してもらうこと。
その土台を、AIと話しながら作るのが、このスキルです。

外注なら、ココナラ公式の目安で、店舗・サロン向けの簡易版でも3万〜6万円。
このスキルは、ワンコインから売りはじめました。
AIの利用料金とドメイン代は、別にかかります。
3部売れるごとに値上げするので、早いほど安いです。

土台は、AIが作る。
色や文字は、あとからAIに頼む。
リピーターの予約は、公式で受ける。

まずは、いまポータルに載せている掲載ページのURLを1つ、手元に用意してください。
それが、AIの最初の質問への答えになります。


▼もう1つの副業、AI社員だけのeBay輸出店の実録🐹
https://note.com/cham_ebay

▼ブログ(レンスペ×eBay、全記事まとめ)
https://rental-space.net


予約ボタンつきの公式ホームページを、AIの質問に答えて作るスキルです(ダンス・会議室・撮影・パーティー・サロンと、ジムなどの「その他」の6つの用途)。

レンタルスペースの公式HPメーカー(公式サイト最安 ¥450)
https://rental-space.net/kyokasho/hp/
※発売記念価格です。3部売れるごとに値上げします(公式サイトは450円ずつ)。