
毎週来てくれる、定期のお客さま。
レンタルスペースでも、教室でも、サロンでも、いちばんありがたいお客さまです。
でも、その分の連絡は、ぜんぶあなたのスマホに来ていませんか?
- 「来週はお休みします」
- 「今月はいくらですか?」
- 「領収書をください」
この3つは、お客さまが自分のスマホで済ませられます。
定期のお客さま専用の「マイページ」を用意すればいいんです。
いまは、そのページもAIに頼めば作れます。
例えば、ぼくのダンスのレンタルスタジオでは、10月からマイページを始めました。
作ったのはAIで、請求の金額は、いつもの請求書と1円まで一致するのを確かめてから出しています。
この記事で書くのは、3つです。
- 定期の手続きは、お客さまのスマホに移せる(ぼくが始めたこと)
- マイページに入れる機能は7つ(ぼくが作ったもの)
- 作るときに気をつける3つ(AIへの頼み方つき)
※数字はぼくの店のものです。同じ効果を約束するものではありません。
1. 定期の手続きは、お客さまのスマホに移せる
定期利用というのは、「毎週火曜の17時から」のように、曜日と時間を決めて毎週使ってもらう使い方です。
例えばダンスのレンタルスタジオなら、教室をやっている先生が、レッスンの会場として使ってくれます。
定期のお客さまとのやりとりは、どの店でも、だいたい3つです。
お休み・今月の金額・領収書。
どれも、お客さまが自分で画面を押せば済むことです。
例えば、ぼくの店で始めたのは、こんな切りかえです。
これまでは、こうでした。
- お休みの連絡が来たら、カレンダーから消して、返信する
- 今月いくらになるかは、月末に請求書が届くまで分からない
- 領収書は、ほしい方にだけ、入金を確かめてから作って送る
マイページを始めてからは、こうなります。
- お休みは、お客さまがマイページで押す。カレンダーからも自動で消える
- 今月の見込み額は、いつでも画面で見られる
- 領収書は、入金が確かめられたら、お客さまが自分で出せる
手続きをお客さまのスマホに移すと、手間がへるだけではありません。
お金に直結するものが、3つあります。
1つ目は、空いた時間を売れること。
お休みが早く分かれば、その時間を予約サイトで売れます。
2つ目は、追加の予約が入ること。
たくさん使うほど安くなる割引の「あと◯円」を画面に出せば、もう1回の予約のきっかけになります。
3つ目は、払い忘れが減ること。
未払いが画面に出続ければ、お客さまが自分で気づきます。
「お支払いがまだです」という言いにくい連絡を、こちらから送らずにすみます。
2. マイページに入れる機能は7つ
出典: 当店の定期利用マイページ(デモの画面・店舗名はぼかし)
定期のお客さまがやりたいことは、どの店でもほとんど同じです。
マイページに入れるなら、この7つで足ります。
- 予約の確認: いくつかの店舗を使っている方も、1つの画面にまとめて出る
- お休み: 押すとカレンダーから消える。キャンセル料がかかるときは、金額を見せてから本人がボタンで確定
- 日時の変更: 空いている時間へ、お客さまが自分で移す
- 追加の予約: どの店舗でも、空いていればその場で入れられる
- 定期の枠をふやす: 毎週か隔週かを選んで、新しい曜日・時間を足せる
- 今月の見込み額と支払い: 割引の「あと◯円」もいっしょに出る。請求書を見て、カードならその場で払える(払われると自動で「支払いずみ」になる)。振込の方は、その方専用の振込先が出る
- 領収書: 宛名と但し書きをお客さまが入れて、何度でも出せる
例えば、ぼくの店では、この7つを全部入れて作りました。
お客さまは、自分専用のリンクを開くだけ。パスワードはいりません。
キャンセル料のきまりは、これまでと同じにしています。
- 8日前まで: 無料
- 7〜2日前: 50%
- 前日・当日: 100%
出典: 当店の定期利用マイページ(デモの画面・店舗名はぼかし)
支払いの照合も、自動にできる
出典: 当店の定期利用マイページ(デモの画面)
支払いでいちばん手間なのは、「だれから、いくら入ったか」の照合です。
これも、払い方ごとに自動にできます。
- カード: 決済サービスを通せば、払われた瞬間に「支払いずみ」になる
- 銀行振込: お客さまごとに専用の振込先(銀行の振込専用口座)を用意すると、口座番号でだれの入金かが分かる。銀行の明細を入れるだけで照合できる
- PayPay: カードと同じ決済サービスを通せば、カードと同じく自動になる
例えば、ぼくの店では、カードと銀行振込の照合を自動にしました。
振込専用の口座は、銀行の画面から手数料0円で作れました。
PayPayも、まもなく同じしくみで使えるようになります。
反対に、人の手に残すのは、3つだけです(ぼくの店でも、残したのはこの3つです)。
- 価格設定とキャンセルのきまりを決める
- 毎月の請求の金額を見て、「公開する」を押す
- 照合された振込を見て、「確定」を押す
この7つのうち、あなたのお店でいま人がやっているものは、いくつありますか?
3. 作るときに気をつける3つ
作るのはAIでも、決めるのは人です。
気をつけたいことは、3つあります。
1つ目は、請求の金額を、いまの請求書と1円まで合わせてから出すこと。
マイページの金額と、いつもの請求書がずれたら、お客さまは混乱します。
例えば、ぼくの店では、9月分の定期のお客さま14名の請求で、全部の行が1円まで合うのを確かめてから出しました。
2つ目は、予約表を1つにすること。
マイページ用に新しい予約表は作らず、いま使っている店のカレンダーに直接書き込みます。
予約表が2つになると、ダブルブッキングのもとになるからです。
書き込む直前に、もう一度空きを確かめるようにもしておきます。
3つ目は、予約サイトから入った予約には、触らないこと。
マイページでは「見るだけ」にしておくと安全です。
AIには、こう頼むと始めやすいです。
定期利用のお客さま向けのマイページを作りたいです。
お客さまが自分専用のリンクから、予約の確認・お休み・日時の変更・追加の予約・今月の見込み額・請求書・領収書を使えるようにしてください。
予約は、いま使っているGoogleカレンダーに直接書き込み、書き込む直前に空きを確かめてください。予約サイトから入った予約には触らないでください。
料金の計算は、先月分の請求書と1円まで一致するまで、お客さまに見せないでください。
支払いは、カードなら払われたら自動で「支払いずみ」に、振込ならお客さまごとの専用の振込先と銀行の明細で、だれの入金かを照合できるようにしてください。
キャンセル料のきまりは「(あなたの店のきまり)」です。きまりにかかるお休みは、金額を見せてから、お客さまに確定してもらってください。
※Googleカレンダーや予約サイト、決済のサービスを、AIにどこまで任せるかは、各サービスの規約を確かめたうえで、自己責任でお願いします。
まとめ
まとめます。
- 定期の手続きは、お客さまのスマホに移せる → お休み・今月の金額・領収書
- マイページに入れる機能は7つ → 予約の確認・お休み・変更・追加・枠ふやし・見込み額と支払い・領収書。支払いの照合も自動
- 作るときに気をつける3つ → 請求は1円まで合わせてから。予約表は1つ。予約サイトの予約には触らない
連絡を受けるのをやめる。
お客さまが、自分で決められる画面を作る。
ぼくは、公開ボタンを押すだけ。
あなたのお店の定期のお客さまの連絡、いま何件があなたの手を通っていますか?
1部屋目で黒字にするには、1日何時間の予約が必要か。
無料の診断で、30秒で出せます。
診断のあとに、ぼくが物件を決めるときの順番を1日1通ずつ届けるメール講座(全8通)も受け取れます。
物件探しから、月いくら残るかの計算、出店、撤退まで。23店舗の数字といっしょに、教科書にぜんぶ書いています。
レンタルスペース経営の教科書
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