
レンタルスペース1店舗で残るお金は、だいたい月7万〜8万円です。
会社員の平均の給料をこえるには、5店舗くらいの足し算になります。
例えば、ぼくのレンタルスペース23部屋の、月の手残りの平均は7万4,967円でした。
真ん中の部屋は7万8,186円です。
家賃や手数料などを引いたあと、税金の前の数字です。
ただし、全部の部屋がこうなるわけではありません。
月10万円以上残る部屋が8部屋ある一方で、月3万円も残らない部屋が3部屋あります。
1つは、まだマイナスです。
この記事では、次の3つを順に書きます。
- 1店舗で、月いくら残るか
- うまくいかない店は、どれくらいあるか
- あなたの給料をこえるのは、何店舗目か
1店舗で月いくら残るかは、「埋まり方」でほぼ決まる
1店舗で残るお金は、どれだけ予約が埋まるかで、ほぼ決まります。
家賃は毎月同じです。
予約が入っても入らなくても、出ていきます。
だから、予約が埋まるほど、家賃の重さは軽くなります。
例えば、ぼくの部屋でいちばん残るのはダンススタジオで、月の平均は16万7,190円でした。
いちばん残らないのは、開業したばかりの撮影スタジオで、開業4か月の時点の平均は−2万8,899円です。
同じレンタルスペースでも、これだけ差が出ます。
出典: 全23部屋の初期費用・利益まとめ(売上・粗利の月次集計・2026年8月31日時点。店名は伏せています)
はじめての1店舗目で大事なのは、「平均でいくら残るか」より「どのくらい埋まれば黒字になるか」を先に知ることです。
うまくいかない店も、先に知っておく
うまくいく店だけ見ていると、始めるときの判断をまちがえます。
ぼくの23部屋のうち、月3万円も残らない部屋は3部屋です。
初期費用を取り戻すまでの期間も、店ごとにかなりちがいます。
最後の店は、価格設定を見直して、いま少しずつ戻しているところです。
初期費用が高い店ほど、取り戻すのに時間がかかります。
1店舗目は、初期費用を小さくするほど、失敗したときの傷も小さくなります。
あなたの給料をこえるのは、何店舗目か
ここからは、あなたの数字で足し算をしてみてください。
会社員の平均の給料は、年478万円です(国税庁 令和6年分)。
月にならすと、約39万8,000円です。
出典: 国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」
1店舗で月7万5,000円残るとすると、
- 1店舗で 7万5,000円
- 3店舗で 22万5,000円
- 5店舗で 37万5,000円
- 6店舗で 45万円
5店舗から6店舗のあいだで、平均の給料に届きます。
給料は税金や社会保険の前の金額なので、手残り(税金の前)とは、ざっくり同じ基準で比べています。
足し算のやり方は3つです。
- あなたの毎月の給料(額面)を書く
- 1店舗で残るお金の目安を決める(まずは平均の7万5,000円でかまいません)
- 給料 ÷ 1店舗で残るお金 = 何店舗いるか
いきなり5店舗は目指さなくて大丈夫です。
まず1店舗目で、月の手残りがいくらになるかを確かめる。
その数字が出れば、あとは足し算です。
まとめ: 1店舗の手残りが分かれば、あとは足し算
- 1店舗で残るのは、だいたい月7万〜8万円(23部屋の平均・真ん中)
- うまくいかない店もある(月3万円未満が3部屋・1年半たっても取り戻していない店も)
- 給料をこえるのは5〜6店舗目(平均の給料 月約39.8万円 ÷ 7.5万円)
いきなり大きく始めなくていい。
1店舗の数字を、まず1つ出してみてください。
気になっている物件があれば、1部屋目で黒字にするには1日何時間の予約が必要か、先に出してみてください。
無料の診断で、30秒で出せます。
診断のあとに、ぼくが物件を決めるときの順番を1日1通ずつ届けるメール講座(全8通)も受け取れます。
物件探しから、月いくら残るかの計算、出店、撤退まで。23店舗の数字といっしょに、教科書にぜんぶ書いています。
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